西武・山川 どすこい届けた!練習試合再開後初の一発
「練習試合、西武8-5中日」(5日、メットライフドーム)
西武・山川が豪快な一発を放った。3点を追う六回無死一塁。左腕ゴンサレスのスライダーを捉えた。無人の左翼席上段への練習試合再開後“1号”2ラン。「ホームランはたまたま。画面の向こうのライオンズファンに『どすこい』を届けられて良かった」と笑う。
どでかい一発にも本拠地は静かなまま。ダイヤモンドを一周した後、ベンチ前ではエアハイタッチに「調子乗っちゃって」パフォーマンスを加え、最後は「どすこい!」と叫んだ。
3日の巨人戦が中止となり、西武は開幕まで残り8試合。「(打撃の)フォーム的なことはほぼ大丈夫だと思う」と主砲は自信をにじませる。
西武はこの日の試合を皮切りに練習試合9試合に加え、開幕から15試合と本拠地“24連戦”が始まった。「(どすこいの時)センターのカメラで撮っているのかなと思ったら違ったみたい。どこに向かってやるかは考えます」とテレビの前のファンを意識しつつ、快打を重ねていく。