伊香・隼瀬一樹が右肘違和感で降板 4球団のスカウト視察も…
プロ注目の伊香・隼瀬一樹投手(3年)が、練習再開後初の紅白戦に先発した。
4球団のプロスカウト陣が見守る中、先頭打者を三振に抑える最高の立ち上がりを見せたが、2人目の打者の最中に右肘の違和感を訴え、急きょ降板。久しぶりの実戦登板で力みが出たのか、軽い熱中症と診断されたが、大事には至らずその後はキャッチボールなどで調整した。
思わぬアクシデントにより、わずか11球しか投げることができなかったが、自己最速の140キロに迫る139キロの直球を投じるなどして持ち味も見せた。視察したスカウト陣も「もう一度見に来ようと思います」と、引き続き注目していく考えを示した。
「自分の一番の強みは、やっぱりストレートだと思う。プロを目指すためにも一日一日ムダにせずやっていきたいです」と気持ちを切り替えた隼瀬。次こそ万全の状態で猛アピールすると誓った。