「２軍練習試合、巨人７－４ロッテ」（６日、ジャイアンツ球場）

　巨人は育成の與那原が先発。ロッテの４番・安田に２打席連続２ランを浴びたが、その後は高田、戸根、巽、田中豊が無失点リレー。打線は育成の加藤壮、増田陸らが適時打を放つなど１４安打。若手が積極的にアピールし快勝した。

　２点ビハインドの五回、無死満塁の絶好機でチャンスが巡ってきた８番・加藤壮はロッテ・サントスの初球を捉えて、２点適時二塁打。「チャンスだったのでがむしゃらに食らいつきました。まだまだアピールしたいです」とコメントした。続く９番・増田陸も「チャンスだったのでアグレッシブに打席に臨みました」と語ったように初球を中前に弾き返し、鮮やかな勝ち越しに成功した。

　その後は高田ら、２番手以降の投手がランナーを出しながらも、要所を締める投球を披露した。

　ロッテは４番の安田が右翼と右中間へ特大のアーチを２本放ったが、投手陣が結果を残せず。特に４番手・サントスの乱調が目立った。