楽天・岸 8回1失点で6勝目 逆転CSへ一丸「「もう負けられないので」
「ロッテ1-2楽天」(30日、ZOZOマリンスタジアム)
楽天・岸孝之投手(35)が8回1失点の好投で今季6勝目を挙げ、CS圏内の2位・ロッテとのゲーム差を1・5差に縮めた。
「序盤は微妙だったが、途中から(直球が)良くなったかなと。そのままいけました」と、初回無死二塁の危機を切り抜けると、二回以降は危なげない投球を展開した。
1点先制直後の七回1死二塁で、清田の中堅への飛球を中堅・小郷が目測を誤る不運な同点二塁打を浴びるが「その後も行ってくれと言われたので気を引き締め直した」と、味方が勝ち越した直後の八回を3者凡退。10奪三振の内、直球で8三振を奪う快投だった。
開幕直後は不振も、10月に入って4勝0敗、防御率1・23と、大事な終盤で調子を上げてきた岸。「もう負けられないので、みんなで一丸となって頑張りたい」と、逆転でのCS進出へ意気込みを示していた。