巨人・菅野「日本一を目指してやっている まずは気持ちから負けない」

 優勝を決め原監督と抱き合う菅野(撮影・三好信也)
 試合後、菅野(左)から頭をたたかれる岡本(撮影・堀内翔)
 試合後、菅野(右)と握手を交わす原監督(撮影・開出牧)
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 「巨人3-3ヤクルト」(30日、東京ドーム)

 巨人が2年連続38度目(1リーグ時代を含めて47度目)のリーグ優勝を決めた。優勝会見で菅野智之投手が喜びの声を挙げた。

 「去年あまり活躍出来なかったので去年とは違う喜びがあります。去年は去年だと思っていましたけど、悔しさというのは常に持って、オフだったりキャンプの時期を過ごしたので。フォームを変えたり。新たな挑戦はありましたけどマウンドに上がったらバッターを抑える、それだけなので、それだけを考えていました」

 昨季は11勝6敗の成績ながら活躍に不満があった。フォームを改良、さらに上を目指した結果が、開幕から13連勝という成績になって表れた。それを「何度も言いますけど13連勝は僕だけの力では達成できないですし、開幕戦から運良く勝たせてもらったというのもあるので感謝の気持ちを常に持ちながら投げていったところが繋がったと思います」と仲間と築いた大記録を振り返った。

 原監督はそんなエースを「ああいう大投手であっても、メカニックを変える。投げ方を変える貪欲さは、あらゆるアスリートの人も教訓としてお手本になる。私自身も菅野の姿を見て勉強になった。素晴らしい投手だと思います」と評した。

 日本シリーズに向けて、菅野は「去年も日本シリーズを戦って力の差を感じましたし、きょう優勝できましたけどチームメートみんな日本一を目指してやっている。まずは気持ちから負けないように絶対勝つんだという一心で投げたいと思います」と誓った。

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