巨人・香月が契約更改 50万増の700万も課題「2軍で打てて1軍で打てない」

 巨人・香月一也内野手(24)が川崎市のジャイアンツ寮で契約更改交渉に臨み、50万増の700万円でサインした。今季途中に沢村とのトレードでロッテから加入。イースタンでは20試合の出場で打率・400の好成績を残すも、1軍では無安打に終わった。来季の目標には「1軍定着」を掲げ、飛躍の1年にする。(金額は推定)

 9月に「もっとみんな怖いと思っていた」という巨人のユニホームに袖を通した香月。今季出た課題に「2軍で打てて、1軍で打てない」ことを挙げた。移籍後、イースタンでは20試合中、無安打に終わったのは4試合のみ。1試合2発を3回も記録するなど、持ち前のパワーを遺憾なく発揮した。

 しかし、1軍では与えられたチャンスを生かし切れず9打数無安打。岡本、岸田の同学年が日本シリーズの舞台を経験する中、香月は宮崎でのフェニックスリーグで鍛錬の秋を過ごした。

 来季に向けて、今オフは沖縄で母校・大阪桐蔭の先輩でもある西武・森や、山川らと自主トレを行う予定で「キャンプのスタートから100パーセントの力でいけるように自主トレもやっていきたいです」と力を込めた。背番号も「68」から「66」に変更となり、新たな気持ちでレベルアップを図る。

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