「練習試合、ＤｅＮＡ２－１０楽天」（２５日、アトムホームスタジアム宜野湾）

　「８番・二塁」でスタメン出場した黒川史陽内野手（１９）が、５打数５安打２打点の大当たりで、アピールに成功した。

　右へ左へ、たくみなバットコントロールを見せつけた。１安打を放って迎えた四回の第２打席では平良が投じた１４２キロの直球を左翼線際に落とす技ありの二塁打。続く、五回の第３打席では、またしても平良から右翼手が伸ばしたグラブの先をかすめる右越え適時二塁打を放った。

　その後も勢いは衰えず、３本の単打と２本の二塁打で５安打。二塁のポジションにはチームの柱でもある浅村が座る。石井監督は「これから主力選手も出てくる中で結果を出してくれている。シーズンでも見てみたいなというところはあります」とさらなるアピールに期待した。