スターの凱旋(がいせん)登板でも、引き立て役に回るつもりはない。日本ハムの栗山英樹監督(59)は15日、“マー君撃ち”を果たすことで下位に沈むチームを勢いづけたい考えを明かした。
17日に自軍との試合で楽天・田中将が8年ぶりに日本での復帰登板を果たす。この日、鎌ケ谷で行われた2軍戦を視察した指揮官は対戦に向けて「マー君が来て、みんながそれ(対戦)をきっかけに、がむしゃらに野球をやる思いを持つきっかけにしてほしい」と熱弁し、胸を高鳴らせた。
簡単に打ち崩せる相手ではないことは百も承知。「とにかく、がむしゃらにやるしかない」。田中将からもぎ取る1勝はチームの起爆剤になる。