楽天・マー君、3240日ぶりの本拠地黒星 佐藤輝との“モノノフ”対決で豪快弾浴びる

 6回、佐藤輝(手前)にソロを許す田中将(撮影・田中太一)
 6回、佐藤輝に右越えソロを打たれる田中将(撮影・飯室逸平)
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 「楽天1-9阪神」(12日、楽天生命パーク宮城)

 楽天・田中将大投手が先発し、7回5安打3失点で4敗目(2勝)を喫した。本拠地では今季初黒星で、2012年7月29日の西武戦で負け投手になって以来3240日ぶり。阪神戦での黒星は09年6月3日以来で実に12年ぶりとなった。

 立ち上がりは3イニングをパーフェクトに抑えていたが、四回に暗転。2死から四球を与えて初めての走者を背負うと、続く大山に右越え先制2ランを浴びた。

 注目を集めた阪神ドラフト1位・佐藤輝明内野手(近大)との“モノノフ”対決は、3打数2安打で佐藤輝に軍配が上がった。第1打席が中飛、第2打席は右安打で迎えた第3打席。追い込んでからの内角低めスライダーを完璧に捉えられ、ソロを被弾した。

 両者の登場曲はももクロの「吼えろ」で、この日は、楽天の本拠地のため、田中将がマウンドに上がる際に流れた。

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