ソフトバンク 交流戦で9年ぶり負け越し 工藤監督は選手起用、配球に言及

 「ソフトバンク2-4ヤクルト」(12日、ペイペイドーム)

 ソフトバンクは肝心な場面で痛いミスに泣いた。

 2-2に追いつかれた直後の七回裏、無死一塁から打席に8番・松田の場面。ベンチは送りバントのサインを出したが、バント空振りとファウルで、2球で追い込まれた。ベンチはそのまま送りバントを指示するも結局スリーバント失敗で1アウトを献上。その後9番・川瀬に送りバントをさせて2死二塁と得点圏に走者を進めたが、1番・三森は遊ゴロに倒れて勝ち越せなかった。

 ベンチ要員にはバント名人の今宮がいたが、工藤監督は「この前(10日・広島戦)バントを一発で成功させていた。あれが失敗していれば(代打を)考えたけど、この前成功させた選手に対して失敗を憶測することは出来ない」とその場面について説明した。

 2-2のまま迎えた八回表に2番手・板東がヤクルト山田に2ランを浴びて勝ち越し点を献上した。ここについても工藤監督は「前の打席で外のボールをホームランにしているので、打者はインサイドに来ると考える。あそこは1球だけで良かったかもしれない。(捕手の甲斐)拓也も2球見せてから確実に外へと考えたのかもしれないし、ボール球のサインだったのかもしれないけど」と悔しがった。

 交流戦は5勝8敗4分となり、12年以来の負け越しが決まった。指揮官は「明日で終わる。いい形で終えることが、(交流戦が)明けてから気持ちよく出来る。ここまでの結果は出てしまっているので、明日全力でやるしかない」と切り替えていた。

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