オリックス連勝3止まり、首位ロッテと3・5差 継投遅れ響く

 「オリックス4-6西武」(20日、京セラドーム大阪)

 オリックスは2点差に迫った八回2死満塁でT-岡田。記念の200号本塁打で劇的逆転の場面が整ったが、一ゴロ。九回は平良の前に三者凡退に終わり、連勝は3で止まった。

 試合後、中嶋監督はグラウンドを見ながら首をかしげていた。「今日は(先発の本田を)引っ張ったことが全てだったのかなと思います。選手に全く関係ないこと。あそこでスパッといっていたら、展開が変わっていたのかなと」と自らを責めた。

 四回に紅林の一発で2点差として迎えた五回。今季2度目の先発で、4回まで3失点の本田を続投させたが、森、外崎に適時二塁打を浴びて3点を追加された。4回2/3を8安打6失点KO。継投の遅れ、迷いが点差をつけられる要因となり、猛省した。

 首位・ロッテとのゲーム差は3・5に開いた。ロッテが22日のソフトバンク戦に勝ち、オリックスが日本ハムに敗れると、敵軍に優勝マジック「22」が点灯する。残り26試合。夢を諦めるにはまだ早い。本拠地5連戦でドラマを巻き起こす。

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