美馬でロッテ首位再浮上「すごい迷惑をかけていた」8月31日ぶりの白星で6勝目

 「M6」に笑顔の美馬(撮影・金田祐二)
 9回、中村奨の盗塁アウト判定に不満そうな井口監督(撮影・金田祐二)
 7回、川越の大きな中飛に安堵の表情の美馬(撮影・金田祐二)
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 「西武1-2ロッテ」(18日、メットライフドーム)

 ロッテの美馬学投手が7回を4安打1失点9奪三振と力投し、8月31日・西武戦以来の6勝目を挙げた。

 オリックスとのし烈な優勝争い、負ければ後退する中で、強力打線を抑えた。マーティンの適時打で先制後の初回、中村に中前適時打を浴びたが、二回以降は最速147キロの直球にカーブ、スライダーを有効に使い、七回まで無失点に抑えた。

 前回登板までの5試合はゲームメークしても、勝ち星がつかなかったが「本当、なかなか勝てなかったので、今日の勝利はかなりうれしい。すごい迷惑をかけていたので、少しでも減らせてよかったです」とチームの優勝マジックも6となり、喜んだ。

 二回は先頭打者に二塁打を浴びたが捕手の加藤が岸のバントの小飛球を好捕し併殺打に。その後、リズムをつかんだ。井口監督は「今日は本当によかったですね。加藤もよくリードしてくれて、真っすぐを多めに通しながら、変化球も本当にいきていた」とバッテリーともども評価していた。

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