ホンダ熊本が2003年以来の4強進出 稲垣&古寺の2者連発

4回、二者連続となる右越えソロを放った古寺(撮影・伊藤笙子)
4回、左越えソロを放ち、笑みを浮かべるホンダ熊本・稲垣(撮影・伊藤笙子)
4回、先制ソロを放った稲垣(右)をベンチを飛び出して迎えるホンダ熊本ナイン(撮影・伊藤笙子)
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 「都市対抗野球・準々決勝、ホンダ熊本2-1東邦ガス」(6日、東京ドーム)

 ホンダ熊本が東邦ガスとの接戦を制し、2003年以来18年ぶりに準決勝進出を決めた。

 0-0で迎えた四回。3番・稲垣が「当たりはあんまり良くなかったんですけど入ってくれてよかった」と先制のソロアーチを左翼席に放り込むと、続く4番でルーキーの古寺は右翼席へ豪快な一発をたたき込んだ。「稲垣さんが意味の分からないえげつないホームランを打ったので、自分も続こうと思って打席に入った。打った瞬間行ったな、と思う当たりでした」と古寺。主軸2人の2者連発で主導権を握った。

 投手陣は先発の福田が4回を無失点に抑えると、以降は5人の継投リレーで逃げ切りに成功。「今日は元々継投でいこうと思っていたので、投手の枠を1つ増やしていた。イメージ通りの継投だったんじゃないですか」と渡辺監督の采配が完璧にはまった。

 準決勝は8日に2年連続4強進出のセガサミーと対戦する。

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