巨人・中田が凱旋の中前適時打!代打で移籍後札幌D初登場に大歓声「同期入団の宮西さんで力入った」
「日本ハム-巨人」(28日、札幌ドーム)
巨人の中田翔内野手(33)が巨人移籍後初めて札幌ドームでの試合に出場した。
ベンチスタートとなった中田は1点リードの七回2死一、二塁の好機で代打として登場。中田がグラウンド内に姿を見せると、スタンドが沸き、コールされると日本ハムファンからも大きな拍手が送られた。左翼スタンドには日本ハム時代の中田のタオルを掲げるファンも見られた。
同期入団の宮西との対決。フルカウントから144キロの直球を中前にはじき返し、貴重な適時打となった。一塁上でベンチに向かって拳を突き出し「相手投手が同期入団の宮西さんで力が入りました。宮西さんからタイムリーヒットが打ててうれしいです」とコメントした。
中田は昨年シーズン途中に同僚への暴行行為で出場停止処分を受け、その後、8月に巨人へ電撃移籍。今年3月の札幌でのオープン戦はチームに帯同せず、出場していなかった。
中田は今季、打率・211、4本塁打、17打点。14日の中日戦では逆転満塁本塁打を放ち、勝利に貢献した。