侍ジャパン井端監督 来春の強化試合にベストメンバー呼ぶ「もう一回、フラット」 激闘Vから一夜明け
野球日本代表・侍ジャパンの井端弘和監督(48)が20日、明治神宮大会決勝が行われた神宮球場を訪問した。全日本大学野球連盟の内藤雅之常務理事ら、アマ野球関係者に「アジアプロ野球チャンピオンシップ」の優勝を報告。その後は大学の部を視察した。
激戦から一夜。井端監督は「元気ですよ。次、どうしようか考えています」と、早くも再始動した。この日、来年3月6、7日に欧州代表と強化試合(京セラ)を実施すると発表。出場の年齢制限もなく、同年11月の「プレミア12」を前に、この時点のベストな招集を試みる。
「12月にコーチ会議を開きます。もう一回、フラットに、ゼロにして考え直して、決めたいと思っています」
新たな戦力発掘にも注力する。来月1日からの大学代表候補選手強化合宿(3日まで、愛媛・松山)も視察予定。直近の国際大会には直結しないが「先々を見ておけば、すんなりと呼べる。見てきたい」と各選手の現在地と、成長曲線を確認する場になる。目指すのは常勝ジャパンの構築。“井端の眼”が日本野球の未来を支える。