日本ハムの金村尚真投手（２３）が２１日、北海道北広島市の球団事務所で契約交渉し、１００万円アップの１２００万円で更改した（金額は推定）。ルーキーイヤーの今季は開幕ローテをつかみながら、右肩負傷のため離脱。登板４試合、２勝１敗、防御率１・８０の成績だった。

　来季に向けて「ケガしない体作りをできるようにオフの間やっていきたい」とし、年内は体力強化に充て、１月から技術面を磨くプラン。「体作りをしっかりやってレベルアップしていきたい」と今季の反省を生かす思いだ。

　来季はメジャー移籍を目指すエース上沢が抜ける可能性もある。「上沢さんがもし抜けるのであれば自分が穴を埋められるくらいの選手になりたいので、そのくらいの意識をもってオフに取り組んでいきたい」と誓う。「１軍でしっかり活躍して、僕としては２桁勝てるようにっていうのと、まだ新人王の資格があるので、新人王獲れるようにやっていきたい」と目標を掲げた。