日本ハムの清宮幸太郎内野手（２４）が２８日、北海道北広島市の球団事務所で契約交渉し、１１００万増の４４００万円で更改（金額は推定）。「成績は全然満足するものではなく、もっとできるかなと思ったシーズンでした」と振り返った。

　今季はシーズン中のケガもあって出場９９試合、打率・２４４、１０本塁打、４１打点に終わった。７月には打率・３１２まで上がったが、８月以降伸び悩んだ。「なんで失速してしまったか、“こうしよう”っていうのが明確になってきているので、そういう意味では来年に繋がるものを得られたかなと思います」と話した。

　来季の目標を聞かれて万波へのライバル心を燃やす。「トークライブであいつ（万波）が４０発って言っていたのでそれ以上打ちたいです」と誓った。本塁打王争いをしたライバルの姿を「頼もしかったですし僕も来年割って入りたいなと思います」と話した。

　今オフは「今年よりも強くて速い体を手に入れたいと思います」とフィジカル面の強化に励む。「重さ扱うところと、瞬発系を速さに変えていく作業をたくさんやっている感じです」。“強くて速い体”をテーマに、４０本塁打放つ肉体の基礎を作り上げる。