「楽天１－６ロッテ」（２６日、楽天モバイルパーク）

　偉大な背中にまた一人、追いついた。楽天・浅村が巨人や米大リーグ・ヤンキースで活躍した松井秀喜氏に並ぶ、歴代４位タイの１２５０試合連続出場を達成。「日本でもアメリカでもすごい成績を残してる方なので、そういう人に並べるというのは光栄」と語った。

　この日も快音を響かせた。四回の第２打席で右前へはじき返し、自身４試合連続安打をマーク。その後の打席は凡退したが、いずれも外野への大飛球だった。序盤は苦しんだが、７月の月間打率・３５５と確実に状態は上向き。本人も「ようやくいい感じで（ヒットが）出始めている」と手応えをつかんできている。

　今江監督は「出続けるには体（の強さ）もそうだし、結果も残さないといけない。野球史に名を残すような選手」と称賛。「そういう選手がいることは大きいし、グラウンド上で暴れてもらいたい」とさらなる活躍を願った。

　節目の試合でチームは敗れ、後半戦黒星スタート。主砲は「とにかくどんな形でも勝たなければいけない。まずは一つ上（順位）を目指して、目の前の試合をしっかりやりたい」と視線を先に向けた。