敗退の日本ハム 新庄監督はソフトバンク小久保監督らに拍手を送る「レベルの差を感じた」首脳陣、選手全員が喜ぶ姿を見つめる

 「CSパ・ファイナルS・第3戦、ソフトバンク3-2日本ハム」(18日、みずほペイペイドーム)

 日本ハムは3連敗で敗退。試合後、新庄監督ら選手はソフトバンクナインが喜ぶ姿を全員で見つめた。

 その後、新庄監督は敵将の小久保監督へ向かって拍手を送り、指をさして合図した。同年代のふたりが健闘をたたえ合う姿に、場内から拍手も起こった。

 シーズンではソフトバンクがぶっちぎりでリーグ制覇したが、日本ハムとの対戦成績は12勝12敗1分けの五分。しのぎを削ってきた両者はこの日も最後まで接戦を演じ、ファンを盛りあげた。

 試合後、新庄監督は「選手にどうとかこうとかはないです。全力で考えた結果、こうなったんで。これは当たらなかったオーダーのミスは僕のミス。勝たないと全て僕のせい。でもよくやりましたよ」と、選手を責めず。続けて、「成長度は12球団ナンバーワン。ここまで僕のやり方についてきてもらって、何となく、僕の考えを理解してもらって、采配、サインを一発で決めてくれて。しっかりやってくれたらこの順位に来られると分かってくれたと思う」と今季を振り返った。

 ソフトバンクの強さにも敬意。「うちの選手も経験したらこういう強いチームになる。経験が違う。顔ぶれ見たら分かるでしょう。まあ、レベルの差というのはすごく感じた。小久保監督はソフトバンクの歴代の中でも一番の監督だというのをこれから作り上げていってほしいと思います」とうなずいた。

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