オリックス 石川獲りへ3年5億4000万円 ヤクルトなどと争奪戦も大型提示で速攻勝負

 オリックスが国内FA権を行使するソフトバンク・石川柊太投手(32)の獲得へ本格的に乗り出すことが13日、分かった。15日が交渉解禁日。3年5億4000万円プラス出来高相当(推定)の大型提示で勝負に出るとみられ、球団は速攻アタックで最大限の誠意を示す。

 石川とは何度も対戦しているだけに、その実力はよく理解している。13年度育成ドラフト1位でソフトバンクに入団し、今季は7勝を挙げるなど通算56勝をマーク。9月23日にはオリックス戦で先発を務め、チームの優勝決定に貢献した。

 年俸1億2000万円(推定)だが、人的、金銭ともに補償が発生しないCランクというのも大きい。宣言残留を容認するソフトバンク、獲得調査を進めるヤクルトなどとの争奪戦になる可能性が高いが、誠意と熱意を見せる。

 パ・リーグの野球を知る先発投手の加入は、チームにとっても大きな補強となる。主な先発層は20代の宮城や曽谷、東、山下、田嶋とフレッシュなだけに、30代で経験豊富な石川が影響を与えそうだ。球団との交渉で誠意、考え、条件を大切にしたい考えを持つ石川に、本気度を示していく。

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