DeNAが大田泰示の引退を発表 巨人にドラ1入団、16年間で現役生活に区切り 通算84本塁打
DeNAは15日、大田泰示外野手(34)が今季限りで現役引退することを発表した。大田は今オフに戦力外通告を受けており、現役続行を模索したが、プロ生活に区切りを付けることになった。
大田は東海大相模高で高校通算65本塁打の長打力で注目され、08年ドラフト1位で巨人に入団。「ゴジラ2世」と呼ばれ、ヤンキースに移籍した松井秀喜氏の背番号「55」を受け継ぎ、期待されたが、定位置を奪い切れず、16年に日本ハムにトレード移籍した。日本ハムでは移籍1年目から活躍。118試合に出場し、打率・258で、キャリアハイの15本塁打、46打点をマークすると、19年には132試合に出場し、打率・289、20本塁打、77打点と飛躍をみせた。20年にはゴールデングラブ賞も獲得。21年シーズン後に自由契約となり、DeNAに移籍した。プロ16年目の今季は春先に左足肉離れで離脱し出遅れると、プロ入り後初めて1軍出場なしに終わっていた。
16年間で907試合に出場。打率・259、84本塁打、343打点の成績を残した。