巨人・馬場皐輔が600万ダウンの2900万円で更改 阪神から移籍1年目は登板1試合「圧倒しないといけない」
巨人の馬場皐輔投手(29)が4日、東京・大手町の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸3500万円から600万減となる2900万円で更改。大幅なダウン提示に「もっと1軍で投げていかないと、いけないという思いです」と厳しい表情を見せた。(金額は推定)
昨年12月に行われた現役ドラフトで、巨人から指名され阪神から移籍。今季は1軍キャンプスタートも登板機会なく、プロ入り後最少の1試合の登板に終わった。「入れ替えがなかったというところでは、2軍から這い上がった側からしたら普通に抑えている分には上がれない」と冷静に現在地を確認。「圧倒しているなというところがないと、使いたいと思われないと思う。1軍で安心して使ってもらえるようなピッチング内容、そこがすごく大事になってくるなと思います」と前を向いた。
阪神では21日にリリーフで44試合登板など、実績と経験が来季に向けたアピールになる。「試合数ですかね。やっぱ40、50(試合)。最低限、そこまで使っていただけるようなピッチングというか、インパクトというのを大事に思ってやっていきたいなと思います」と目標を語った。