日本ハム・山崎が小児がんの啓発活動 自身も小児脳腫瘍経験「少しでも力になれたら」
日本ハム・山崎福也投手(32)が、今季からアフラック生命保険株式会社と連携して小児がんの啓発活動を推進していくことになった。今月1日に在籍する日本ハムが同社とパートナーシップ契約を締結。中学3年時に小児脳腫瘍に罹患(りかん)した経験がある山崎は5日、オリックス戦の試合前にエスコンフィールドで取材に応じ「すごくその時に苦しい思いもしたし、やはり周りの方々の助けもあって乗り越えられた。今、本当に苦しんでいる人たち、子供もたくさんいると思うので、僕が少しでも力になれたら」と思いを語った。
小児がん支援を行う企業のサポートを受けることで、個人では難しい活動も可能になる。「自分自身だけとなると、やはり限界はあった。本当に感謝しています」と喜んだ山崎。「まずはもう強い気持ちを持って、絶対に治す、治してやるっていう気持ちが僕は常にあった。何事にもポジティブに考えて生活していってほしい」と自身の経験を踏まえてメッセージを送り「何か手助けできることがあればしたい。僕自身もこれからどんどん頑張って、みなさまにいい影響をもっと与えられるように頑張っていきたい」と話した。
アフラック生命保険株式会社は、2006年から小児がんへの支援を目的とした「ゴールドリボン運動」に賛同。5日の日本ハム-オリックス戦で「アフラックゴールドリボンデー」を開催した。





