オリックス7勝1敗ロケットスタート 中川逆転3ラン新庄ハム3連倒 杉本も負傷で交代も打線に厚み
「日本ハム4-6オリックス」(6日、エスコンフィールド)
値千金のアーチだった。「7番・中堅」で先発出場したオリックス・中川圭太内野手がチームを6連勝に導く逆転の1号3ラン。「感触がよかった。タイミングがしっかりと取れている」と殊勲打を誇った。
2点を勝ち越された直後の六回。2死から頓宮、オリバレスの連打で一、二塁として中川が打席へ。相手先発・バーヘイゲンの甘く入ったスライダーを強振した打球は左翼ポール際への逆転アーチだ。中川の一発が効いてチームは11安打6得点。敵地で日本ハム戦同一カード3連勝を飾った。
この日は開幕戦から4番に座り続けていた杉本が左脚の張りを訴え、二回の守備から交代した。右内腹斜筋の筋損傷で開幕から不在の正捕手・森や、腰痛の紅林ら主力を欠く中で、日替わりでヒーローが誕生している。
貧打に悩んで5位に沈んだ昨シーズンと比べ、今季はどこからでも得点できる層の厚さが強み。この試合でも、本来は控え捕手の8番・福永が二回2死二、三塁で中越え2点三塁打を放った。開幕8試合のうち2桁安打が5試合。1試合平均5得点で12球団トップのチーム打率・318の破壊力を誇っている。
チームの6連勝は7連勝した2024年6月以来で4月負けなし。2010年以来、15年ぶりとなる開幕8試合で貯金6のハイペースぶり。首位の座を守り、2位・楽天とは2・5差に広げた。
開幕3カードで7勝1敗と勢いよく飛び出した岸田監督は「勝ってかぶとの緒を締める。毎試合、挑戦者として必死にやっていく」と興奮気味に語った。好調の打線を武器に、8日から昨季王者のソフトバンクを本拠地に迎える。
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