楽天ドラ1・宗山が適時打なし地獄止めた!一矢報いるプロ初の適時三塁打で5試合ぶりのマルチ安打「1つも無駄にできない」
「楽天2-4オリックス」(12日、楽天モバイルパーク)
楽天が5連敗で最下位に転落。だが、九回にドラフト1位・宗山(明大)がチーム45イニングぶりとなる適時打を放って一矢報いた。
8回まで44イニング適時打なしと苦しい展開が続いた。それでも九回、1死二塁で打席が巡ると、宗山が外角の変化球を捉えて一気に三塁へ。チーム5試合ぶりの適時打で完封負けを阻止した。
宗山にとっても苦しい時間が続いていた。直近4試合で快音なし。開幕から上位打線を任されることが多かったが、11日は7番、この日は8番と下位打線に入っていた。
九回の適時三塁打について、「もう最終回だったので、そんなに気負いすぎても結果は出ない。できることをやろうと思って楽に(打席へ)入りました」と振り返った。
また「自分のできる打撃をというのが1番ですけど」とした上で、「下位打線になると、回ってくる回数が上位打線よりは少ないので、1打席の集中というか、1つも無駄にはできない」と高い集中力で5試合ぶりのマルチ安打を放った。





