ロッテ 20歳田中晴が連敗止めた 7回2安打無失点で今季初勝利「絶対勝つっていう気持ち」自己最速156キロ

 「ロッテ4-0日本ハム」(16日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテが連敗を4で止めた。先発の田中晴は自己最長の7回、自己最多の95球を投げて2安打無失点。今季初勝利を挙げた。打線は0-0の六回に山本がプロ1号決勝3ラン、八回には中村奨の1号ソロで突き放した。

 19歳の捕手・寺地とのバッテリーで連敗を止めた20歳の田中晴。「勝ててほっとしています。自分のピッチングで今日は絶対勝つっていう気持ちでマウンドに上がりました」と笑顔を見せた。

 四回まで無安打に抑える投球。五回は二塁打と2四死球で2死満塁のピンチを招いたが、矢沢をワンボールから2球連続直球で追い込み、最後も自己最速の156キロの真ん中に入る直球で三振。力で抑え込んでガッツポーズした。

 「絶対先制点は取られたくなかったので、ほんとに気持ちで抑えに行きました」と振り返り、「いちばん後悔のない球が真っ直ぐ。自信持って投げた結果がああやって現れてくれたんで、すごいよかったです」と明かした。

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