東大史上2人目のプロ選手、元中日・井手峻氏が始球式 81歳で見事なノーバウンド投球「怖かったけど何とか」
「東京六大学野球、明大-東大」(19日、神宮球場)
連盟結成100周年の記念事業として行われているレジェンド始球式に、東大OBで元中日の井手峻氏(81)が登場した。
現役時代をほうふつとさせるフォームから見事なノーバウンド投球を披露。高校生の孫と練習を重ねてこられたといい「マウンドからの景色は変わらないですね。うまくいくか自信がなかった。ワンバウンド放るのが本当に怖かったんだけど、何とか」と笑った。
中日でプレーし、コーチ、球団代表も務めた井手氏は19年11月に75歳で東大監督に就任。22年秋まで指揮を執ったが、同年11月の新チームの初練習の際に東大グラウンドで倒れ、その後は療養に専念。復帰を目指していたものの「脳炎」を発症したこともあり23年に退任していた。





