今季初サヨナラ勝ちのロッテ・吉井監督「木村がよく2イニング抑えてくれた」

 「ロッテ2-1西武」(22日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテが今季初のサヨナラ勝ちで連敗を2で止めた。延長十回、1死満塁から、途中出場の中村奨がバットを折りながら平良の155キロ直球を中前に運んだ。

 吉井監督は「打つしかなかった。満塁だったので。よくやってくれました」と殊勲打の中村奨を称えた。チームとして適時打が少なかった中での一打。「今日だけじゃなくって、ずっとチャンス作って1本出なかったんで、やっと出たんですけども、今後もそういう風になってほしいなと思います」と打線に期待を込めた。

 その上で勝因として「ピッチャー頑張ってくれた」と振り返った。先発・石川柊が5回2安打1失点。六回以降は木村が2回、鈴木、ゲレーロ、益田が1回ずつなげ、無安打に抑えた。

 吉井監督は「木村がよくあそこ2イニング抑えてくれました」と19歳右腕を評価した。七回1死二塁の場面では41歳の代打・栗山を三振、同じく41歳の代打・中村剛を投ゴロに打ち取った。これで開幕から9イニング無安打無失点とした。

 「おにぎり…おにぎりくん?おかわりくんが出てきた時に歩かす手もあったんですけども、あそこで歩かしたらあの子の将来ないかなと思ったんで、こっちはビビってましたけど、勝負してもらって」と振り返った。

 現状では中森とともにロングリリーフ要員としての起用が続く。今後の起用法については「いや、それは言えないです。色々考えてます」と話した。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス