ヤクルト 石川雅規が二回途中6失点で悪夢のKO 10年間未勝利の鬼門を突破できず 初回4失点→二回3連打で高津監督が交代を決断

 2回、交代を告げられうつむく石川(撮影・市尻達拡)
 2回、投手交代を告げる高津監督(撮影・市尻達拡)
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 「広島-ヤクルト」(23日、マツダスタジアム)

 ヤクルトの先発・石川雅規が1回0/3を6失点でKOされた。

 初回、先頭の中村奨にいきなり左翼線へ二塁打を浴びると、犠打と四球をはさみ、末包に先制の適時打を浴びた。さらにファビアンには左中間2点二塁打を許し、堂林の左前適時打で一挙4失点。スタンドは広島ファンの歓声に包まれた。最後は9番・大瀬良を打ち取ってイニングを終えたが、打者9人の猛攻を浴びた。

 二回も先頭の中村奨を左飛に打ち取ったかに思われたが、前進するも捕球できず。記録は二塁打となりピンチを背負うと、矢野の左前打、小園に右前適時打を浴びて5失点となったところで高津監督が交代を決断した。

 石川は9日の阪神戦で5回3失点(自責点1)で今季初登板初勝利をマーク。しかしマツダスタジアムでは現在8連敗で2015年5月23日以来、10年間、勝利から遠ざかっていた。鬼門を突破することはできなかった。石川は21年10月23日の巨人戦で1/3回を4失点で降板して以来となる悪夢のKO劇となった。

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