巨人 山崎伊織が開幕から28回連続無失点!高橋尚成の球団記録に並ぶ 四回&五回のピンチを鮮やかに脱出 5回無失点で降板 4勝目はお預け

 中日戦に先発し力投する山崎(撮影・西岡正)
 4回、ピンチをしのぎ笑顔でベンチへ戻る山崎(撮影・西岡正)
 5回を無失点で終え、ナインとタッチを交わす山崎(撮影・西岡正)
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 「巨人-中日」(23日、東京ドーム)

 巨人の山崎伊織投手が先発し、5回を無失点に抑えて降板。今季初登板からの連続イニング無失点記録を28に伸ばした。2007年に高橋尚成がマークした球団記録に並んだ。

 初回、2死から連続死球で一、二塁のピンチを背負った。それでも5番・中田翔を三ゴロに打ち取りスコアボードにゼロをともした。二回は制球を修正して三者凡退。三回も中日打線に付け入る隙を与えず3人でイニングを終えた。

 最大のピンチは四回、先頭の高橋周に中前打を浴びてこの試合初安打を許すと、1死後に中田翔にも左前打を浴びて初回以来、得点圏に走者を背負った。ここで板山に中前打を許して満塁とピンチを拡大。杉内投手コーチがマウンドに向かい一息入れた。

 ここで木下のスクイズを防ぎ、最後はバットを真っ二つに折っての三ゴロで本塁封殺。最後は柳を投ゴロに打ち取って鮮やかに窮地を脱した。

 五回は先頭の山本に左前打を浴びたが、続く岡林が放った三塁後方への飛球を岡本が背走しながらジャンピングキャッチ。バックも好守でもり立てた。2死から高橋周に右前打を浴びて一、三塁のピンチを招いたが、細川を右飛に仕留めてスコアボードにゼロを刻んだ。

 その裏、代打を送られて5回無失点で降板。打線の援護なく4勝目はお預けとなり、球団記録の更新は次回登板へ持ち越しとなった。右腕は球団を通じ「初回から球数がかかってしまったのですが、ピンチも多い中、甲斐さんに声やジェスチャーで引っ張ってもらい、何とかゼロに抑えることができました」とコメントした。

 山崎は今季初先発から3試合計23イニングを無失点に抑え、無傷の3連勝をマークしていた。球団記録は高橋尚成がマークした28イニングだった。

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