巨人戦力外の今村信貴 現役続行希望も去就不透明 韓国行きは白紙「頭痛いくらい悩んでます」「子供の学校代も稼がないと」

 巨人から戦力外通告を受けた今村信貴投手(31)が、6日配信のYouTubeチャンネル「トクサンTV」に出演。現役続行への思いを語った。

 室内ブルペンで投球練習の様子を公開。149キロを計測するなど調整を継続しており「きっぱり辞める人もいるでしょうけど、僕の場合はまだ身体も元気なので。野球をやりたいという気持ちの方が強い」と、変わらない思いを示した。

 22年には55試合に登板するなど先発、中継ぎで活躍してきた左腕。ただ、23年シーズンから徐々に登板機会が減り「一昨年くらいからクビなんじゃないかなと、毎年毎年、3年くらい思っていた」という。

 今季はイースタン・リーグで41試合に登板して防御率1・91。ただ、1軍での登板機会はなかった。「今年はプロに入って一番きつかった。年齢的には仕方がないのかもしれないけど…。今年一回もなかったので、一回くらい(チャンスが)あっても良かったのかな」と本音も漏れた。

 11月には韓国・起亜の秋季キャンプに参加するという報道もあったが、「なくなっちゃいました」と説明。現状は不透明で、「だからどうしようか。NPBも厳しそうなんで。同世代が引退しているので、そういう年齢なのかとあらためて感じさせられたが、野球ができるところがあればやりたい」と語った。

 海外も含めて検討をする考えを示しつつ、「家族がいてまだ子供が小さい。相談しながら、頭痛いくらい悩んでます。(プロで)14年やったとはいえ、これからの人生の方が長いので。子供の学校代も稼がないと」と揺れる胸中を明かした。

 25年12月18日、千代田区の科学技術館サイエンスホールでトークショーを開催予定。「僕自身のこれからについて、ファンの皆様にお伝えします」とも語っていた。

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