DeNA・牧 現状維持2・5億円で更改 MLB挑戦の夢を初めて伝えるも「その前に優勝することだけ考えて」 今季は負傷離脱「迷惑をかけました」
DeNA・牧秀悟内野手(27)が15日、横浜市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の2億5000万円でサインした。牧は「143試合、出たい中でケガで1年間戦えなかったので、チームに迷惑をかけました」と話した。
会見では「メジャーは見ますしワールドシリーズも見て興奮しますし。いろんな方がメジャーへ行くということで、入団してから少しずつ、やってみたいなという気持ちは湧いています」とメジャーへのあこがれを明かす場面もあった。「ただ、その前にメジャーで活躍している人は(日本で)優勝して背中を押してもらって(米国へ)行っているので、チームで優勝することだけを考えてやっていきたい」と話した。その思いは将来的な夢として球団にも伝えたといい「ちゃんと伝えたのは今回(が初めて)。日本代表に選ばれたりして、『どう?』と聞かれ『興味はあります』とは話していましたが、年齢も上がってきて、ちゃんと話すようになったのは今回が初めて」と説明した。
牧はプロ5年目となった今季、8月に左手親指付け根を痛め、手術も行い戦線離脱。93試合出場、16本塁打、打率・277、49打点と、いずれも過去4年を下回る数字だった(金額は推定)。


