西武 前巨人のサブマリン高橋礼投手と育成選手契約 球団発表 背番号136に「優勝に貢献できる投手になることが目標」今オフに戦力外通告
西武は16日、高橋礼投手と育成選手契約を締結したと発表した。背番号は136に決まった。
高橋は球団を通じて「野球を続けたいという思いが強いなかで、その環境をライオンズが用意してくださいました。だからこそ、1日でも早くチームの戦力になれるよう、自分自身を高めていきたいと思っています。ライオンズの優勝に貢献できる投手になることが目標ですし、与えられたポジションでしっかりと結果を残したいです。特徴のあるアンダースロー投手として、與座投手ともお互いに刺激を受け合い、吸収し合いながら、さらに成長していければと思います」とコメントした。
西武の広池浩司球団本部長は「ここ数年は厳しい数字が続いていますが、高橋投手自身が復活に向けて修正すべきポイントを明確に捉えていること、そして『最後のチャンス』という覚悟を持って腕を振りたいという強い気持ちに賭けたいと考え、獲得を決断しました。同じアンダースローの投手にしか分からない感覚もあると思い、同級生である與座投手と同じチームになることで、これまで以上に連携を深め、互いに高め合ってくれることを期待しています。本来の姿を取り戻すことができれば、先発・リリーフを問わず起用できる投手です。今後の活躍を期待しています」とコメントした。
高橋は専大松戸-専大から17年度ドラフト2位でソフトバンク入団。19年に12勝を挙げて新人王に輝き、昨季トレードで巨人へ移籍。24年は11試合に登板し2勝2敗、防御率3・66を残した。今季は1軍登板なしに終わり、オフに戦力外通告を受けた。



