日本ハム・新庄監督 危機管理シフト発令 有事備えて首脳陣&選手シャッフル 自らはほぼベンチに入らず
「練習試合、中日4-8日本ハム」(19日、Agreスタジアム北谷)
日本ハムの新庄剛志監督(54)が19日、“危機管理シフト”で練習試合に臨んだ。自らはほぼベンチに入らず、コーチ陣をシャッフル。山田バッテリーコーチを監督代行に、谷内内野守備走塁コーチをヘッド代行とし、森本コーチを一塁ベースコーチに、林ヘッドを三塁ベースコーチに据えた。さらに、試合途中から吉田を捕手で、上川畑を三塁で起用。首脳陣、選手とも不慣れなポジションを経験させることで、有事の際の備えとした。
試合前に予告した。新庄監督は「きょうは山田監督、谷内ヘッド、サードコーチは林、ファースト森本コーチ」と発表。従来のベースコーチは一塁を谷内コーチ、三塁は森本コーチが担当。これを山田監督代行の下、谷内ヘッドがサインを出して試合を進めた。
新庄監督の作戦を聞いて、林ヘッドがベンチからサインを出すのが通常のスタイル。だが「何でこれをするか。俺がサインを出せないから」と言う。「30個ぐらいある」という複雑なサインを出す動作は新庄監督は苦手。「林ヘッドがもし“盲腸になりました”となったら、誰がサインを出す?って話。違う人が出せるように。コーチにも何かあるかもしれないし」と緊急事態対策の一環だった。
有事への備えは、終盤の守備でも実践した。六回に昨季は二遊間しか守っていない上川畑を三塁で起用。八回には吉田を一塁から捕手に回した。捕手登録の吉田だが、今キャンプでは「2日前にブルペンに一回入ったのと、きのうスローイングをやっただけ。(捕手練習は)ほぼほぼやってません」と苦笑いした。
新庄監督は「何かあったときのための吉田君。何点も取りたいときの吉田君」と打力とともに第3の捕手としても期待。上川畑には「郡司君がもし、ケガをしました、誰かをスタメンで使う、そのあとの守備固め」と意図を明かした。「7手くらい先まで考えてやっていかないと」。頂点へ、備えあれば憂いなし、で臨む。
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