広島・メヒア、4戦連発!阪神・藤川から左翼中段へ特大! 助っ人枠争いに急浮上

 「練習試合、阪神10-3広島」(3日、甲子園球場)

 他のライバルたちにない武器が、この男にはある。ひと振りで自軍に得点をもたらすパワーが頼もしい。「6番・三塁」で先発出場した広島・メヒアが2ランを放ち、開幕スタメンへ近づいた。

 無死一塁で迎えた五回の第2打席。フルカウントから藤川の147キロ直球を豪快に振り抜いた。左翼・福留が打球を一歩も追えない完璧な打球は、左翼スタンド中段まで届いた。

 5月29、30日の紅白戦と前日2日の阪神戦に続き、これで実戦4試合連続本塁打。「いいパフォーマンスを見せられている。すごくうれしい」と“確変モード”に入ったドミニカンは胸を張った。

 1軍外国人の登録は4枠。先発のK・ジョンソンは当確で、残り3枠を争う構図だ。当初は投手3人、野手1人の構想だった。しかしDJ・ジョンソンとフランスアは実戦でのアピールが乏しい現状で、対照的にメヒアは絶好調。野手2人体制は十分に考えられる選択肢で、メヒアはピレラとともに開幕を1軍で迎える可能性が急浮上している。

 守備では二回1死一、二塁から、原口の三遊間への打球をダイビングキャッチ。二塁へ送球してピンチの芽を摘んだ。「DHがないから守れないとダメ。レギュラーを取りたい」。視界に捉えた開幕スタメンの絶好機は逃さない。

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