広島・大盛のアイデア称賛「小技を出していくことが彼の生きる道」安仁屋氏の視点
「広島2-0ヤクルト」(27日、マツダスタジアム)
広島が勝ち借金を一桁の9とした。
10月9日以来のスタメンとなる「1番・左翼」で起用された広島・大盛がベンチの期待に応えた。三回に左中間へ先制となる適時三塁打を放ち、続く田中広の一塁ゴロで本塁を陥れた(記録は野選)。自慢の快足で勝利に貢献した。
デイリースポーツ評論家の安仁屋宗八氏は三回の活躍とともに五回の打席に注目。1死二塁で2球目にセーフティーバントを試みた場面を挙げ、「結果は惜しくもファウルになったが、素晴らしいアイデアだった。フェアグラウンドに転がっていればセーフになっていた。こういう小技をどんどん出していくことが彼の生き残る道。首脳陣の評価につながり、スタメンの機会ももっと増えていくだろう」と語った。