広島・堂林「最後まで突っ走っていきたい」 節目超えの51打点

1回、左前へ2点適時打を放つ堂林(撮影・立川洋一郎)
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 「広島3-2ヤクルト」(28日、マツダスタジアム)

 広島が接戦を制し、カード勝ち越しを決めた。価値ある一打を放ったのは、堂林翔太内野手(29)だ。1点を先制した初回、なおも2死満塁で左前へ2点適時打。これで今季51打点となり、プロ11年目で初めて節目の50打点を超えた。

 相手先発はベテラン左腕・石川。「低めを打ったら、いい結果が出ない投手」と術中にハマらないよう「目付けを高めに設定して浮いてきた変化球に、いい対応ができた」と狙い澄ました快音に納得顔だ。

 22日の阪神戦以来、5試合ぶりの打点。直近3試合は8打数無安打と、バットが少し湿り気味だった。その中で今季51打点に達し「使ってくれる監督、コーチのおかげ。感謝の気持ちです」と謙虚に振り返った。「数字を気にせず、最後まで突っ走っていきたい」。残り10試合、懸命に駆け抜ける。

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