広島ドラ2森浦 森下に弟子入り志願「緩急を教わりたい」

 広島からドラフト2位指名を受けた森浦大輔投手(22)=天理大=が28日、同大学で永尾教昭学長(64)への指名報告と会見を行った。最速148キロの直球にカーブ、スライダー、チェンジアップを操る左腕は緩急の有効活用を求め、1年先輩の森下暢仁投手(23)に弟子入りを志願。今季ここまで9勝を挙げる右腕を手本に、プロとして戦う術を身につける。

 あどけなさが残る森浦の口調に、確かな変化があった。控え目で物静かな左腕。入団後に話を聞いてみたい投手を問われると、真剣なまなざしを向けた。「森下投手に緩急の使い方を教わりたいなと思っています」。プロ1年目から大車輪の活躍を見せる背番号18に弟子入りして、投球術を学ぶ構えだ。

 森浦が操る変化球はカーブ、スライダー、チェンジアップ。そのうちカーブとチェンジアップは森下が得意とする球種だ。特にブレーキの利いたカーブは代名詞で、今季ここまで9勝を挙げる投球を支え「落差のあるカーブを投げているので、自分も投げたい」と目を輝かせた。

 今季の森下の活躍ぶりには「長いイニングを投げているのでスタミナもあり、しっかり打者も抑えてすごいなと思います」と感服。新人ながらチームの勝ち頭となっている姿を自身の指針にしていく。

 最速148キロの本格派は自身の持ち味について「コントロールの良さが武器だと思っています。右打者、左打者関係なく、インコース、アウトコースに投げ分けることができます」と肩を回した。周囲がうらやむ森下の緩急。先輩右腕の極意を学び、1軍マウンドでの活躍に近づけていく。

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