広島、代打・長野の2ランで引き分けに ヤクルト・金久保5回0封も初勝利お預け
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「広島3-3ヤクルト」(29日、マツダスタジアム)
広島が終盤に追い付き、引き分けに持ち込んだ。
0-3の七回。1死一塁から会沢がレフトへ適時二塁打を放ち、1点を返した。なおも2死二塁と一発出れば同点の場面に代打で登場した長野が1ストライクからヤクルト・清水のスライダーを捉えた打球は伸びて、そのまま右翼スタンドに吸い込まれた。これで長野は今季7号。通算149本目のアーチで、150本塁打に王手をかけた。
先発の薮田は初回に3点を失ったものの、二回以降は得点を許さず、5回3失点と試合をつくった。その後は5人の継投でヤクルトに追加点を与えなかった。
ヤクルトは初回、青木、村上の適時打などで3点を先制。プロ初先発となった3年目の金久保が5回を1安打6三振無失点と好投したが、七回に登板した3番手の清水が3失点と誤算だった。