広島・鈴木誠が途中出場で別格の存在感 G岡本と3本差も「全く意識していない」

 「中日3-17広島」(30日、ナゴヤドーム)

 広島・鈴木誠也外野手(26)が七回に代打で登場し同点適時打、八回には今季25号の2ランを放って別格の存在感を発揮した。

 1点を追う七回。1死一、二塁で同点の中前適時打。5点リードの八回は1死一塁で、藤嶋の直球を左中間スタンド中段に突き刺した。「結果的にホームランになって良かった」。これで本塁打王争いでトップを走る巨人・岡本に3本差。だが「全く意識していないです」と気に留めなかった。

 相手の中日は、六回終了時にリードしていれば37連勝中だったが七回の適時打で試合の流れは一変。相手の連勝記録ストップに、休養でスタメンを外れた主砲の一打が効いた。佐々岡監督も「休養の中、チャンスで回ってきて打ってくれた。そこで大量得点につながった。アレは大きかった」と絶賛。鈴木誠は「最後まで、少しでもチームの勝利に貢献できるように」と意気込んだ。

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