佐々岡カープ、春季Cテーマは底上げ V奪回へ!チーム方針は得点力アップ

 広島の佐々岡真司監督(53)が18日、春季キャンプのテーマに「底上げ」を掲げた。この日マツダスタジアムで行われたスタッフ会議で首脳陣と意見を交わし、チーム方針として「得点力アップ」を確認。2月1日から始まるキャンプを、実りあるものにしていく。

 言葉に熱が帯びていた。佐々岡監督は春季キャンプのテーマとして選手層を厚くし、チームのレベルアップを目指す考えを示した。「基本は底上げをしたい。先発にしろリリーフにしろ、野手もそう。若い選手がいる中でチームの戦力となるようにやっていければと思う」と力を込めた。

 会議ではキャンプの1、2軍メンバーの振り分けや攻守の強化策について議論。特に、得点力をさらに高めていくことをチームの方針として決めた。「攻撃面の中でしっかりと得点しないと勝てない。得点圏へ送る、進めるという打撃を1、2軍共通でしていこうという話はした」。主軸を含め、全員が打撃練習の際にバントやサインプレーを実施し、得点に主眼を置いた練習を行っていく構えだ。

 新入閣した河田ヘッドコーチは昨季、中堅を守った西川を左翼に回すプランについても言及。西川は手術明けということもあり、野間や大盛らを中堅のレギュラー候補に挙げた。また、クロンと一塁を争う松山については左翼に再挑戦させる考えも示した。

 「徹底したコロナ対策をやった中で練習にしっかりと集中したい」と佐々岡監督。一体感を心掛けながら、V奪回へ充実した1カ月を過ごしていく。

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