広島・森下が5回5失点KO 佐藤輝、マルテにも被弾“虎キラー”が甲子園で沈む

 5回、マルテ(左)に2ランを浴び肩を落とす森下(撮影・立川洋一郎)
4回、森下は佐藤輝に2ランを許す(撮影・山口登)
 4回、佐藤輝(手前)に2ランを許し下を向く森下(撮影・田中太一)
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 「阪神-広島」(14日、甲子園球場)

 広島・森下暢仁投手が甲子園で沈んだ。昨季から通算4勝0敗と得意にしていた阪神を相手に5回6安打5失点(自責点4)でKOされた。5失点は自己ワーストタイ。

 二回に2死からドラフト1位・佐藤輝(近大)に四球。続く梅野の当たりを田中広が失策して得点圏に走者が進むと、中野に先制の右前適時打を浴びた。

 四回の失点も四球絡み。先頭のサンズを四球で歩かせると、佐藤輝に甲子園1号となる2ランを浴びた。五回にもマルテに変化球を捉えられ、左越え2ランを許した。

 前日13日が雨天中止になったことを受け、この日がプロ初のスライド登板だった。先発へ向けて「気持ちの変化はない。切り替えて」と話していたものの、悔しい結果に終わった。

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