カープ打線深刻…31イニング連続無得点 6年ぶり3戦連続完封負け

 9回、併殺打で最後の打者となり、うつむきながら引き揚げる会沢(撮影・立川洋一郎) 
 5回、チャンスで三ゴロに倒れる堂林 
 8回、選手交代を告げる佐々岡監督
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 「阪神4-0広島」(15日、甲子園球場)

 広島が甲子園で完膚なきまでにたたきのめされた。またしても阪神・秋山に手も足も出なかった。3試合連続の完封負けは15年9月23~25日以来6年ぶり。勝率5割に逆戻りとなった。朝山打撃コーチは「みんなの気持ちが空回りしている。カッと熱くなって冷静さを欠いている。『打たなきゃ、やらなきゃ』というのが先走っている」と悪循環を嘆いた。

 秋山には昨季6試合で4勝を献上。天敵を攻略しようと、堂林を今季初めて2番で起用した。「比較的相性が良くてバントもできて足も使える」と同コーチは意図を説明。しかし、結果につながることはなかった。

 五回は連続四球で無死一、二塁とした。しかし、代打・安部が三振。好調の1番・菊池涼、堂林も打ち取られ、三塁を踏むのが精いっぱいだった。朝山コーチは「ポイントはあそこ。相手の隙を突けなかったことが一番の反省」。秋山には20年7月21日から8試合勝ちなしで6連敗となった。

 菊池涼は4打数ノーヒットで開幕からの16試合連続安打がストップ。3番・西川、4番・鈴木誠も無安打。チームは10日・巨人戦で四回に得点を挙げて以降、31イニング連続無得点だ。負のサイクルから抜け出すために打線の奮起が待たれる。

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