広島・森下「しっかり投げきれなかった」明大の先輩、福田への一球を悔やむ

2回、森下は先制を許し、悔しそうな表情でベンチに戻る(撮影・山口登)
先発し力投する広島・森下暢仁=京セラドーム大阪(撮影・山口登)
1回オリックス1死、広島・森下暢仁はオリックス・宗佑磨の打球にグラブを出す=京セラドーム大阪(撮影・山口登)
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 「オリックス2-3広島」(12日、京セラドーム大阪)

 先発した広島の森下暢仁投手(23)は6回6安打3失点の粘投も打線の援護に恵まれず、チームワーストタイとなる4敗目を喫した。「序盤に点を取られた中でも6回まで粘り強く投げられたことは良かったですが、やはりチームが勝てなかったので、しっかりと反省して、次はチームが勝てるような投球をしたい」と話した。

 「福田選手に打たれたところ。インコースにしっかり投げ切れなかったことが反省点です」。二回、2死から連打と四球で満塁とすると明大の先輩である福田に直球を左中間へ運ばれ、走者一掃となる3点適時三塁打で先制点を許した。

 二回だけで38球を費やすなど我慢の投球を強いられたが、三回以降は無失点投球を続け、試合は作った。

 自身はこれで4月20日のヤクルト戦から6試合連続クオリティー・スタート(6回以上投げ、自責点3以下)を達成。防御率は2・35と好投を続けているものの、援護点に恵まれず、4月27日のDeNA戦で3勝目を挙げたのを最後に勝ち星から遠ざかっている。

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