広島・森下が神宮で36イニングぶり失点 8回2失点好投も7勝目お預け
「ヤクルト2-2広島」(20日、神宮球場)
広島の森下暢仁投手は8回7安打2失点でマウンドを降り、勝ち負けはつかなかった。試合はそのまま引き分けた。
2-0の八回につかまった。下位打線への連打から1死一、二塁とされると塩見の中前適時打で1失点。さらに青木にも左前適時打を許し、この回2失点。試合が振りだしに戻った。
七回までは快投を続けてきた。力のある直球に100キロ台のカーブ、チェンジアップを織り交ぜて的を絞らせなかった。
前回登板から中5日。この試合前まで神宮球場では、通算4戦で2勝0敗、防御率0・60と抜群の成績を残していた。同球場では20年9月19日の三回から、この日の七回まで35イニング連続無失点だったため、36イニングぶりの失点になった。
後半戦はこれで6試合に登板し勝利がない。それでも8回2失点にまとめた投球は、次回につながる。