広島の大卒3年目・黒原がプロ初勝利「チームが勝ったのはうれしい」インタビュアーのマイクを奪いかける初々しさも
「DeNA6-9広島」(25日、横浜スタジアム)
プロ3年目の黒原がうれしいプロ初勝利を挙げた。同点の延長十一回に8番手で登板。森敬を空振り三振、佐野を左飛で2死を奪った後、関根の背中への死球で2死一塁としたが、柴田を中飛に打ち取った。
直後の十二回に打線が3点を勝ち越し、白星が舞い込んだ。ヒーローインタビューでは、インタビュアーのマイクを奪いかける初々しさも見せながら「3人でスイスイいけなかったのも反省点。相手方にも迷惑をかけているので手放しで喜べないかもしれないが、結果的にまずはチームが勝ったのはうれしい。今の自分の役割は短いイニングを根気強く投げること。明日からもそういう気持ちで戦っていきたい」と振り返った。
打線の援護については「皆さん本当に頼りになる野手の方ばかり。これからも野手を信じて一球一球、全力で投げたい」と感謝。試合後は新井監督に声を掛けられ「『おめでとう』と言っていただいた。これからも監督の起用に応えられるよう、結果を出していきたい」と話した。
黒原は智弁和歌山から関学大を経て、2021年ドラフト1位で広島に入団。3年目の今季は、開幕2戦目の3月30日・DeNA戦に、右肘の張りで登板を回避した森下の代役で先発。しかし先頭の度会に対する3球目が頭部付近への死球となり、危険球退場していた。
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