広島・石原 「マジであと1点取ってくれと思っていた」八回タイムリーで貴重な追加点 前日代打で同点弾に続き
「DeNA2-4広島」(26日、横浜スタジアム)
競った展開の終盤で、またもや存在感を際立たせた。広島・石原貴規捕手が価値ある適時二塁打で追加点をもたらした。「マジであと1点取ってくれと思っていた。自分に回って来て1点取れて良かった」。
1点リードの八回2死三塁。徳山の初球豪快に振り抜き、左中間を破った。展開的に1点以上の重みを持つ得点。「デカいですね。1点差と2点差では全然違う」と振り返った。
25日は1点を追う八回2死で代打同点弾。試合が“最後の直線”に向かう局面で示す連日の躍動ぶりが心強い。守備でも懸命にリードした末に勝利。「野手に守ってもらい、投手に助けてもらって。リリーフの人も頑張ってくれている。この3連戦は、すごく一体感があって良かった」。仲間の奮闘をうれしそうに振り返る姿は、捕手らしさに満ちあふれていた。