広島・堂林が400万ダウンの年俸6000万円でサイン 来季の競争激化に「うかうかしていられない」

 広島・堂林翔太内野手(33)が4日、マツダスタジアム内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、400万ダウンの年俸6000万円でサイン。「今年は本当に情けないシーズンだった。納得してサインさせていただきました」と受け止めた。

 今季は開幕戦で4番を務めるも、徐々に快音から遠ざかって5月12日に出場選手登録を抹消された。不振による2軍再調整は自身3年ぶり。6月9日に再昇格を果たすも最終的には87試合で打率・230、1本塁打で17打点。打率・273、12本塁打、35打点だった昨季から成績を落とした。

 チームは今オフ、新外国人の野手としてモンテロとファビアンを獲得。一塁と外野を守る堂林にとっては強力なライバルになる。「来年34歳になりますけど、まだまだ衰えていると思っていませんし、全部の部分でレベルアップをしないと、外国人にもそうですし、秋のキャンプでキツい練習をやってきた若い選手もどんどん伸びてくると思う。うかうかしていられないなと思います」。来季で16年目。危機感を胸に新たな1年に挑む。(金額は推定)

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