「ウエスタン、広島４－３くふうハヤテ」（２０日、由宇球場）

　広島新外国人のジョハン・ドミンゲス投手が開幕ローテ入りへ、アピールに成功した。先発で６回４安打無失点。毎回の９奪三振をマークし「いつもの試合と同じように攻撃的に攻めていって、カウント優位に進められるように意識して投げた」と振り返った。

　気温１０度で寒風も吹く悪条件の中、最速１４８キロを記録した直球とカットボールを軸に投球。三、四回は先頭に安打を浴びるも、要所でギアを上げた。シーズンを見据えて来日初打席にも立ち、「ちょっとだけ怖さはありました」と苦笑いを浮かべるも、第２打席では投手前に犠打を決めた。

　ローテは現状、森下、大瀬良、床田、森が内定。残り２枠を玉村、常広と争う立場だ。「今のところ順調にきています。ただ、自分の中で取り組んでいかないといけないところもある」と最終調整を進めていく。