「広島－ＤｅＮＡ」（５日、マツダスタジアム）

　広島・床田寛樹投手が７回６安打２失点の好投で、今季初勝利の権利をもって降板した。

　初回先頭の梶原に初球を右前に運ばれると、その後１死一、二塁のピンチを招く。続くオースティンに左中間フェンス直撃の２点適時二塁打を浴び、先制点を献上した。

　しかし、二回以降は打たせて取る本来の投球を取り戻した。許した長打は初回のオースティンの二塁打のみ。低めを丁寧攻め、攻撃にリズムを生み出した。

　前回３月２９日・阪神戦（マツダ）では、２イニング連続で援護点をもらった直後に失点し、７回７安打３失点で負け投手に。この日は得点した直後の三、五回は無失点に抑え、先発の役目を全うした。